中学生がゲームを通じて防災の大切さを学ぶ「さいがいMAP」【岩手・盛岡市】

AI要約

中学生がゲームを用いて防災の重要性を学ぶ授業が岩手で行われました。

生徒たちは仮想空間での浸水被害調査や災害対策の実践を通じて防災意識を高めました。

今後は他の小学校でも同様の授業が行われる予定です。

中学生がゲームを通じて防災の大切さを学ぶ「さいがいMAP」【岩手・盛岡市】

大雨による浸水被害に備え、中学生がゲームを用いて防災の大切さを学びました。

この授業は、防災に興味を持ってもらおうと、岩手河川国道事務所と東北工業大学が去年から行っています。

教材の「キッズ向けさいがいMAP」には、河南中学校周辺の盛岡の街が仮想空間で再現されています。

史上最大級の大雨が降った場合の浸水被害を、空中散策しながら調査しました。

河南中学校は27日の記録的な大雨で避難所となったこともあり、生徒たちは自分事として捉えながら周辺の施設と比較し安全性を確かめました。

授業の後半は災害対策の実践です。病院や学校の周辺などを優先して堤防を造っていきます。

そして、安全な高さにすることや費用を抑えることも考え効率よく作業していきます。

生徒たちは3人1組で役割を分担し真剣に取り組んでいました。

この授業は、今後盛岡市の中野小学校や大慈寺小学校でも行われます。