「ちょっと寂しい ふるさとが無くなった感じ」旧分校校舎の解体を前に卒業生約80人集う 宮城・栗原市
宮城県栗原市の栗駒小学校旧耕英分校の校舎が来月から解体されることになり、卒業生らが集まり思い出に浸る。
旧耕英分校は2011年に閉校し、60年の歴史に幕を閉じた。解体工事は来月10日頃から始まる。
卒業生たちは寂しさを感じつつも、この学び舎が心の寄り添いとなっていたことに感謝の気持ちを示している。
2011年に閉校した宮城県栗原市の栗駒小学校旧耕英分校の校舎が来月から解体されるのを前に、卒業生らが集まり思い出が詰まった学び舎との別れを惜しみました。
栗駒山の中腹にある旧耕英分校には卒業生らおよそ80人が訪れ、教室などで当時の思い出話に花を咲かせました。旧耕英分校は、児童数の減少に伴い2011年3月に閉校し、60年の歴史に幕を下ろしました。その後、残されていた鉄筋コンクリート造りの平屋建ての校舎も老朽化のため解体が決まりました。
卒業生:
ちょっと寂しい。ふるさとが無くなった感じ。
卒業生:
できればこのままあった方が心の寄り所になる。開拓地として見守ってくれたことに関して感謝をしたい。
校舎の解体工事は来月10日頃から始まります。