宮城県発注工事で必要な届け出をしなかった事務処理ミス133件あったことが判明 職員の理解や確認不足が原因

AI要約

宮城県が発注した工事で、必要な届け出をしなかった事務処理のミスが2010年度以降、133件あったことが分かりました。

県によれば、2010年度から2023年度までに行われた県発注の震災復旧工事などの公共工事のうち、届け出が必要な352件のうち133件で届け出漏れがあったことが分かりました。いずれも、健康被害につながるものはないということです。

土壌汚染対策法の規定に基づき、県は職員の理解や確認不足が原因と説明しており、今後は届け出対象となる工事要件についての理解を深める研修を行う予定です。

宮城県発注工事で必要な届け出をしなかった事務処理ミス133件あったことが判明 職員の理解や確認不足が原因

宮城県が発注した工事で、必要な届け出をしなかった事務処理のミスが2010年度以降、133件あったことが分かりました

県によりますと、2010年度から2023年度までに行われた県発注の震災復旧工事などの公共工事のうち、届け出が必要な352件のうち133件で届け出漏れがあったことが分かりました。いずれも、健康被害につながるものはないということです。

土壌汚染対策法では、3000平方メートル以上の土地について掘削や盛り土、地盤改良を行う場合、知事などへの届け出を義務付けていますが、去年、仙台市の工事で届け出漏れがあったことを受け、県でも調査を行ったところ判明したということです。

県は、職員の理解や確認不足が原因と説明していて今後は、届け出対象となる工事要件についての理解を深める研修を行うほか、チェックシートを用いた確認の強化など再発防止に務めるとしています。