「入口まで20m歩かされ叱責」斎藤知事の“パワハラ疑惑” 近くにいた職員らに証人尋問 5回目の百条委員会

AI要約

兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑に関連する百条委員会が開かれ、証言が求められている。

斎藤知事が職員へのパワハラなど7つの疑惑を告発されており、証人尋問が行われている。

斎藤知事は否定しているが、職員アンケートからは新たなパワハラの可能性が浮上しており、調査が継続される見通し。

「入口まで20m歩かされ叱責」斎藤知事の“パワハラ疑惑” 近くにいた職員らに証人尋問 5回目の百条委員会

 兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑をめぐり、県の職員から非公開の場で証言を求める、5回目の百条委員会が開かれています。

 午前10時前から兵庫県庁で開かれている百条委員会では、県職員6人に対する「証人尋問」が行われています。

 斎藤知事をめぐっては、死亡した元西播磨県民局長が「職員へのパワハラ」など、7つの疑惑を告発する文書を作成していました。

 このうち、去年11月に播磨町で開かれた懇談会では、車から降りて建物の入口まで約20メートルを歩くことになった知事が、職員を怒鳴り散らしたとされていて、23日の証人尋問は知事の近くにいた職員らに証言を求める場となっています。

 斎藤知事は「業務上、必要な範囲の指導はしたが、パワハラの認識はない」と否定していますが、23日、中間報告が公表された「職員アンケート」では、新たなパワハラをうかがわせる回答もあり、今後調査が進むとみられています。