「警察学校で辞職を強要された」元新潟県警巡査の女性が県を提訴

AI要約

新潟県警察学校在校中、窃盗の疑いをかけられ警察官を辞職するよう強要された元新潟県警巡査の女性が、新潟県に辞職承認処分の取り消しを求めて提訴。

女性は同期のシャープペンシル盗難疑いで辞職を強要され、懲戒免職を恐れて退職。新潟県側は請求棄却を求めて争う姿勢を示す。

訴訟は進行中で8月21日に1回目の非公開弁論準備手続きが行われた。

「警察学校で辞職を強要された」元新潟県警巡査の女性が県を提訴

 新潟県警察学校在校中、身に覚えのない窃盗の疑いをかけられ、警察官を辞職するよう強要されたのは違法だとして、元新潟県警巡査の女性が新潟県に辞職承認処分の取り消しを求めて新潟地裁に提訴した訴訟で、新潟県側は8月21日までに請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。8月21日、1回目の非公開の弁論準備手続きが行われた。

 訴状などによると、女性は2023年12月、警察学校の同期のシャープペンシルを盗んだ疑いをかけられ、教官から怒鳴られたり、「辞職」と書かれた文字を読むよう強要されたりし、退校や懲戒免職を恐れて辞職願を提出した。