クマノミの幼魚見に来て 松坂屋静岡店の水族館で誕生、50匹展示
松坂屋静岡店内の都市型水族館「スマートアクアリウム静岡」で繁殖した海水魚「クマノミ」の幼魚の展示が始まった。
クマノミの幼魚約50匹が展示され、ふ化までの瞬間を録画映像で紹介している。
親のクマノミとの大きさの違いなどを楽しんでほしいと館長は話した。
松坂屋静岡店(静岡市葵区)内の都市型水族館「スマートアクアリウム静岡」で20日、同館で繁殖した海水魚「クマノミ」の幼魚の展示が始まった。
クマノミはイソギンチャクと共生し、体の白いしま模様が特徴。6月のふ化で誕生した体長約1センチのクマノミの幼魚約50匹を展示している。自然界のクマノミは日没後1~2時間でふ化するため、同館では閉館後に消灯。1~2時間後に水槽内で幼魚がふ化した。展示はクマノミが大きく成長するまで、当面続ける予定。展示水槽の前では、産卵からふ化までの瞬間を録画映像で紹介している。
真野光晃館長は「親のクマノミと見比べて、大きさの違いなどを楽しんでほしい」と話した。