関東甲信は20日夜遅くにかけて“バケツをひっくり返したような”激しい雷雨に 警報級の大雨となる恐れも 今週は雨が多くなる? 【3時間ごと・今後の雨と風のシミュレーション】

AI要約

気象庁は台風9号の影響で、関東甲信地方に激しい雷雨が予想されることを伝えています。

非常に激しい雨による土砂災害や浸水、増水に注意が必要であり、各種安全対策を講じるよう呼び掛けられています。

週末まで大気が不安定で雨が続く見込みなので、最新の気象情報に留意して行動することが重要です。

関東甲信は20日夜遅くにかけて“バケツをひっくり返したような”激しい雷雨に 警報級の大雨となる恐れも 今週は雨が多くなる? 【3時間ごと・今後の雨と風のシミュレーション】

台風9号から周辺などからの暖かく湿った空気の流れ込みや日中の気温の上昇、さらに上空の寒気の影響で、西日本から東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となる見込みです。関東甲信などでは、バケツをひっくり返したような激しい雷雨が降る恐れがあり、気象庁は20日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼び掛けています。

気象庁によりますと、関東甲信地方では19日から20日明け方にかけてと、20日昼過ぎから夜遅くにかけて、バケツをひっくり返したような非常に激しい雷雨の降る所があるとしていて、雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は警報級の大雨となる可能性があるとしています。

また関東甲信エリアの周辺でも、山沿いなどで非常に激しい雨が降る所がありそうです。最新の気象情報を確認するようにして下さい。

■雨の予想

▽19日に予想される1時間降水量(多い所)

  関東地方北部 50ミリ

  関東地方南部 40ミリ

  甲信地方   40ミリ

▽20日に予想される1時間降水量(多い所)

  関東地方北部 40ミリ

  関東地方南部 40ミリ

  甲信地方   30ミリ

▽20日午前6時までに予想される24時間降水量(多い所)

  関東地方北部 100ミリ

  関東地方南部 80ミリ

  甲信地方   80ミリ

関東甲信地方では、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるということです。

気象庁は、関東甲信地方では20日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど安全確保に努めてほしいとしています。

今週は午後を中心に雨となり、激しく降る所もありそうです。週末にかけて雨が続きそうですので、今後の気象情報に注意してお過ごしください。