京都府京丹波町の名産「丹波くり」の栽培、マイスターから学ぶ 斜面より平地の利点とは

AI要約

丹波くりの栽培について学ぶ講座が京都府京丹波町で開かれた。

地域特産物マイスターがクリ園を案内し、水田改良の利点を説明。

就農サポート講座で新規農家も参加し、クリ栽培に興味を持った様子。

京都府京丹波町の名産「丹波くり」の栽培、マイスターから学ぶ 斜面より平地の利点とは

 丹波くりの栽培について学ぶ講座が名産地の京都府京丹波町で開かれた。地域特産物マイスターの山内善継さん(82)が講師となり、水田を改良して作った自身のクリ園を案内。「クリ園は山の斜面に多いが、平地は作業がしやすく長く続けられる」と利点を説明した。

 府南丹農業改良普及センターが続ける「就農サポート講座」の一環で今月開かれた。

 山内さんは、苗木を植える間隔や日当たりを良くする剪定(せんてい)の仕方などを解説。受講生15人が理解を深めた。

 専業農家1年目の男性(45)は「今は米や枝豆を作っているが、町の特産について学ぶ良い機会になった」と話した。