外国人児童に「祭り」で楽しく交通安全 群馬・伊勢崎市

AI要約

伊勢崎警察署で初めて開催された交通安全教室に約30人の外国人子どもたちが参加。腹話術を使った教室やお祭り体験が行われ、交通ルールや日本の文化を学ぶ。外国人児童の増加に対応する取り組みが報じられた。

会場での紙芝居や腹話術を使った交通安全教室を通じて、横断歩道の渡り方や犯罪の危険性について学び、楽しい夏休みを過ごすためのアドバイスを受ける。

外国人の子どもたちに日本のお祭り文化も体験させるため、祭り会場も用意され、子どもたちは射的や輪投げなどを楽しんでいる。

外国人児童に「祭り」で楽しく交通安全 群馬・伊勢崎市

県内に住む外国人の子どもたちを対象にした交通安全教室が15日、伊勢崎警察署で開かれました。

この交通安全教室は伊勢崎警察署が初めて開いたもので、県内に住む外国人の児童ら約30人が参加しました。

会場では紙芝居が上演された後、腹話術を使った交通安全教室が行われました。署員は人形を器用に操りながら横断歩道の渡り方や万引きが犯罪であることなどを説明し、「ルールを守って楽しい夏休みを過ごそう!」とアドバイスを送りました。

外国人の子どもたちに日本のお祭り文化も体験してもらおうと、署員が一から準備したという祭り会場も用意されました。子どもたちは署員らと日本語で交流しながら射的や輪投げなどを楽しんでいました。

伊勢崎警察署によりますと、管内に住む外国人は去年12月現在で1万6593人で、前の年に比べ1305人増えているということです。