「野球拳おどり」で練り歩き 松山市〔地域〕

AI要約

松山市の夏の風物詩「松山野球拳おどり」が開催された。企業や団体がチームを組んで踊りを披露し、野球拳のリズムに合わせて街を練り歩いた。

野球拳は宴会芸であり、「松山野球拳おどり」では参加者が野球のユニホームや浴衣を着用して踊りの内容を競った。松山市は俳人正岡子規の出身地であり、1966年から始まった伝統行事である。

地元企業や官公庁が参加し、愛媛県庁からも知事を含む約130人が踊りを披露。コロナ禍で話す機会が少なかった職員たちにとって、楽しい思い出となった。

 松山市の夏の風物詩「松山野球拳おどり」が9~11日の日程で開かれた。参加者は企業や団体でチームを組み、「アウト! セーフ! よよいのよい!」などと掛け声を上げ街を練り歩いた。

 野球拳は音楽に合わせて踊りながらじゃんけんをする宴会芸。「松山野球拳おどり」では、参加者が野球のユニホームや浴衣などを着て、踊りの内容を競う。同市は野球の普及に貢献した俳人正岡子規の出身地。1966年から「松山おどり」として始まり、野球拳のリズムを取り入れた現在の形で定着した。

 9日は地元企業や官公庁がチームを組んで市中心部で踊った。愛媛県庁からは中村時広知事を先頭に、約130人が参加。入庁4年目の20代女性職員は「コロナ禍で話すことが少なかった同期とも話せ、いい思い出になった」と話した。