自然界の光に驚き 富山県の魚津埋没林博物館で生物や鉱物観察

AI要約

魚津埋没林博物館で開催された「自然の神秘!光る生物・鉱物観察会」では、家族連れが自然界の光の不思議を体験した。

参加者はイソギンチャクの仲間「ウミサボテン」や紫外線に反応する植物「アオダモ」、光る鉱物などを観察し、その光る様子に驚きを感じた。

観察会は16日まで開催され、午前11時からと午後1時半からの2回開催される。

自然界の光に驚き 富山県の魚津埋没林博物館で生物や鉱物観察

 魚津埋没林博物館の「自然の神秘! 光る生物・鉱物観察会」が14日、富山県魚津市釈迦堂の同館で始まり、家族連れらが自然界の光の不思議に触れた。

 同館学芸員が自然発光するイソギンチャクの仲間「ウミサボテン」、紫外線によって光って見える植物の「アオダモ」や鉱物の「メノウ」について説明。参加者は暗闇で目を慣らし、実際に光る様子を観察した。

 ウミサボテンは刺激を与えるとかすかに発光。アオダモの樹液を溶かした水はブラックライト(紫外線ライト)を当てると、青緑の蛍光色が浮かび上がった。光る鉱物も多数用意され、参加者はオレンジや紫、緑色など石によって違うさまざまな光を楽しんだ。

 観察会は16日までで、午前11時からと午後1時半からの1日2回開かれる。