橋下徹氏 自民ホープにクギ「能力で要職に就くようにしないと、国家が衰退する」

AI要約

元大阪市長の橋下徹氏と元経済安保相の小林鷹之氏が政界の世代交代について意見を述べた。

小林氏は能力主義を重視し、自民党内に層の厚い人材がいると述べた。

橋下氏は政治の世界における能力評価の重要性を強調し、新しい政治を目指す必要性を訴えた。

橋下徹氏 自民ホープにクギ「能力で要職に就くようにしないと、国家が衰退する」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が11日放送の「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に出演し、政界の世代交代について私見を述べた。

 この日は自民党総裁選への出馬が取りざたされる党の若手、元経済安保相の小林鷹之氏が出演。小林氏は「世代交代のための世代交代はあまり賛成しない。能力主義、実力主義でしっかりとやっていく。自民党には若手、中堅、ベテランと非常に層の厚い人材がいると思いますので、この危機をみんなの力を結集して乗り越えていく。そういう政治が必要だと思います」と述べた。

 この意見に対して橋下氏は「本当に能力評価なのか、というところがあるじゃないですか」と疑問を呈した。続けて「政治の世界って能力よりも好きか嫌いか。付き合いがいいかどうか。そういうようなところで決まってしまう政治というのは、世代交代しないと変わらないと思う。本当に能力で要職に就くようにしてもらわないと、国家が衰退していってしまう。新しい政治を目指してもらいたいですね」と呼びかけた。