【台風第7号・最新進路情報】“ダブル台風”+“台風のたまご”のセットまたも… 7号(アンピル)は15日に「強い勢力」に発達して週末の関東・東海地方に向け北上か 16日~17日に最接近…【台風気象情報・雨のシミュレーション】

AI要約

台風5号(マリア)が岩手県に上陸し、熱帯低気圧に変わりながらも青森県に影響を与える可能性がある。

日本周辺には連日台風の発生が確認され、関東・東海地方に最接近する台風7号(アンピル)も注意が必要。

さらに、台風6号(ソンティン)や熱帯低気圧aも影響が懸念される状況にあり、今後の進路に注目が集まる。

【台風第7号・最新進路情報】“ダブル台風”+“台風のたまご”のセットまたも… 7号(アンピル)は15日に「強い勢力」に発達して週末の関東・東海地方に向け北上か 16日~17日に最接近…【台風気象情報・雨のシミュレーション】

連日発生が確認されている「台風」。12日に岩手県に上陸した「台風5号(マリア)」は13日未明に熱帯低気圧に変わったものの、ゆっくりと周辺に居座る見込みで、青森県内は大気の不安定な状態が続くとみられている。このため引き続き、大雨による土砂災害などに注意・警戒が必要だ。

日本周辺では13日未明に新たに「台風7号(アンピル)」が発生。今後、16日~17日にかけて関東・東海地方に最接近する見通しだ。

このほか、北上を続ける「台風6号(ソンティン)」や新たに“台風のたまご”である「熱帯低気圧a」の姿も確認されており、日本周辺では、またも“ダブル台風”と“台風のたまご”のセットの構図となっている。

気になるのはそれぞれの今後の進路についてだ。

以下、気象庁が発表している最新の進路予想となっています。

■「台風7号(アンピル)」の実況と予報

(気象庁・13日午後0時45分発表)

・13日午後0時の実況によりますと…

「台風7号(アンピル)」は、北緯24度25分、東経138度20分を中心に『日本の南』で東北東方向に時速15キロの速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は996ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。台風の東側220kmと西側165kmが秒速15m以上の強風域となっています。

・14日午後0時の予報によりますと…

 「台風7号(アンピル)」は、北緯26度30分、東経139度25分を中心に『父島の西約290km』で北北東方向に時速15キロの速さで進むとみられています。中心の気圧は985ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。予報円の半径は95kmとなっています。

・15日午前9時の予報によりますと…

 「台風7号(アンピル)」は「強い勢力」に発達して、北緯29度00分、東経140度35分を中心に『父島の北西約260km』で北北東方向に時速15キロの速さで進むとみられています。中心の気圧は970ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は50メートルとなっています。予報円の半径は155kmで、台風の全域290kmが暴風警戒域となっています。