【台風情報】24時間以内に2つの“台風のたまご”が台風に発達か 13号（バビンカ）・14号（プラサン）に 今後の進路・勢力・天気は?【最新進路予想図・雨風のシミュレーション（10日午後2時更新）】
日本の南と沖縄・宮古島付近で2つの熱帯低気圧が発生。台風への発達が予想され、台風aは奄美大島や沖縄を直撃する可能性。
台風aは急速に発達し、マリアナ諸島付近を北西方向に進む予報。予報円の半径も拡大している。
台風aは次第に勢力を増し、12日にはマリアナ諸島を北西方向に進む見込み。
日本のはるか南と沖縄・宮古島付近に発生した2つの熱帯低気圧。この2つの“台風のたまご”は今後少しづつ発達を続け、どちらも24時間以内には台風へと変わる見通しだ。
このうち熱帯低気圧aが発達して発生する台風は、気象庁の最新の予報によると3連休中の14日～15日にかけて奄美大島や沖縄を直撃する可能性がある。
この2つの“台風のたまご”が台風へと発達したのちの、今後の進路や勢力はどうなるのでしょうか?
以下、気象庁が発表する「熱帯低気圧a」と「熱帯低気圧b」の実況と最新進路予想の詳細となります。
■「熱帯低気圧a」の実況と予報
（気象庁・10日午後1時10分発表）
・10日午後0時（正午）の実況によりますと…
「熱帯低気圧a」は、北緯11度20分、東経146度40分を中心に『マリアナ諸島』で北西方向に時速20kmの速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は1002ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
・11日午前0時の予報によりますと…
「熱帯低気圧a」は、北緯12度55分、東経144度20分を中心に『マリアナ諸島』で西北西方向に時速25kmの速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は1000ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。予報円の半径は130kmとなっています。
・11日午後0時（正午）の予報によりますと…
「熱帯低気圧a」は「台風」へと発達して、北緯14度35分、東経142度50分を中心に『マリアナ諸島』で北西方向に時速20kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は998ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。予報円の半径は165kmとなっています。
・12日午前9時の予報によりますと…
「台風」は、北緯18度00分、東経140度40分を中心に『マリアナ諸島』で北西方向に時速20kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は992ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。予報円の半径は280kmとなっています。
