福生市役所前で「打ち水」イベント 夏の暑さ和らげひとときの涼を

AI要約

福生市で行われた「福生打ち水日和」のイベントには市民団体や市関係者が参加し、毎年恒例の打ち水イベントが行われた。

300リットルの再生水を使用して行われたイベントでは、節水の大切さも啓発された。

東京都の取り組みに賛同し、市役所でも打ち水の効果的な方法を紹介する展示が行われている。

福生市役所前で「打ち水」イベント 夏の暑さ和らげひとときの涼を

 夏の暑さを和らげる「福生打ち水日和」のイベントが8月7日、福生市役所前で開かれた。(西多摩経済新聞)

 主催は、環境問題の啓発活動をする市民団体「ふっさ環境市民会議」。浴衣や法被姿の同会議メンバー、加藤育男市長ら市関係者、通行人合わせて80人ほどがひしゃくで打ち水を行った。水は東京都多摩川上流水再生センター(昭島市)の再生水300リットルを使い、節水の大切さも伝えた。

 東京都は毎年、涼を得るための江戸の知恵「打ち水」が定着することを目的に、都内各所で打ち水を呼びかけるイベント「打ち水日和」を実施しており、同市も賛同して行った。

 同市では今月14日まで、効果的な打ち水の方法などを紹介する資料を市役所1階ロビーに展示している。