3連休のこんぴらさん 南海トラフ「巨大地震注意」で人出にも影響 香川・琴平町

AI要約

12日は3連休の最終日で、観光地では地震を意識した人出の影響が出ている。

観光客数は新型コロナが収束した2023年と比べ若干少ない状況。しかし暑さや地震の心配を抱えながらも、旅行客は楽しんでいる様子。

南海トラフ地震の影響でうどん作り体験の人数にも変化があり、2024年の猛暑にも上手に対応しながら旅行を楽しんでいる。

3連休のこんぴらさん 南海トラフ「巨大地震注意」で人出にも影響 香川・琴平町

 12日は3連休の最終日です。観光地では地震を意識し、人出にも影響が出ているようです。

(記者リポート)

「午前11時過ぎのこんぴらさんの表参道です。気温は約32℃、お盆休み真っ只中、人出はまずまずのようです」

 香川県琴平町の参道の店などによると、10日(土)からの観光客の数は、新型コロナが5類に移行した2023年に比べると、若干、少ないのではないかということです。

(大阪からの旅行客)

「いつも夏は車で旅行をしているんです。(Q.旅行中に何かあったらどうするか打ち合わせはした?)してないね……」

(香港からの旅行客)

「暑いけど、とても楽しい。(Q.先週地震があったけど来るの考えた?)考えた。安全も結構心配でしたが、やっぱり来た方がいいと思った」

 うどん作りを体験できる「中野うどん学校」でも、南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」の発表で、影響が出ています。

(中野屋/羽藤裕子 社長)

「日本の団体客で少し、家族旅行を控えますというようなキャンセルは若干ありました」

 さらに、人出に大きな影響を与えそうな2024年の「猛暑」ですが、旅行客は上手に工夫しているようです。

(中野屋/羽藤裕子 社長)

「今年は特に暑いですけど、午前中にこんぴらさんに行ったりとか上手に暑さに付き合いながら旅行している」