大分県たなばた書道展、特別優秀賞受賞者120人と優秀8団体を表彰

AI要約

第46回大分県たなばた書道展の表彰式が行われ、特別優秀賞受賞者や優秀団体が表彰された。

県内の書道塾などから6276点の作品が出品され、受賞者に賞状と記念品が贈られた。

受賞者からは書道を通じた成長や努力、そして感謝の気持ちが述べられた。

大分県たなばた書道展、特別優秀賞受賞者120人と優秀8団体を表彰

 第46回大分県たなばた書道展(県書道教育研究会=県習字、大分合同新聞社主催)の表彰式が11日、大分市府内町のコンパルホールであった。特別優秀賞受賞者120人と優秀団体に選ばれた8団体を表彰した。

 県内の書道塾などで学ぶ子どもから大人までが対象。七夕や天体に関する課題を書いた硬筆と毛筆計6276点の出品があった。県習字の吉弘秀敏会長らが受賞者に賞状と記念品を贈った。

 吉弘会長が「受賞は努力の結果。書く喜びを感じることが大切。楽しく長く書き続けられることを願っている」とあいさつ。幼児・小中学生の部を代表して県知事賞の松尾美咲さん(15)=豊後大野市三重中3年=が「書道を通じて集中すること、努力を続けること、自分自身と向き合うことを学んだ。受賞を糧にさらに進歩できるよう努力し続けたい」、高校生・一般の部で書道大賞を受賞した平尾翠蓮さん(60)=中津市=が「子育てが一段落した45歳の時、美しい毛筆の年賀状をもらったのをきっかけに書道を習い始めた。教室は気持ちが落ち着いて心が整い、ストレスを忘れさせてくれる充実した時間。支えてくれる人たちへの感謝を忘れず、日々精進していく」と謝辞を述べた。

 大分市府内町のトキハ本店8階で、幼児・小中学生の部の特別賞90点、奨励賞25点、大分合同新聞社メダル賞120点、金賞2135点、高校生・一般の部の特別賞30点、奨励賞25点、秀作388点を展示している。13日午後5時まで。