両監督に聞く 創成館(長崎)稙田監督「継投機がポイント」 白樺学園・亀田監督「思い切った試合を」

AI要約

長崎県代表の創成館と白樺学園の初戦が迫る。両チームの印象や理想の試合展開について監督のコメントをまとめた。

創成館はエースと主将に注意が必要。白樺学園は守備を中心に戦い機動力や小技も持っている。

試合展開では早めの先制点が重要であり、継投や初回の対応がポイントとなる。両チームともミスを最小限に抑えることが勝利への鍵となる。

両監督に聞く 創成館(長崎)稙田監督「継投機がポイント」 白樺学園・亀田監督「思い切った試合を」

 長崎県代表の創成館は11日、白樺学園(北北海道)との初戦に臨む。相手は身長188センチのエース半沢を軸にした堅守が持ち味で、道大会6試合で42得点6失点と攻守のバランスがいい。決戦を前に創成館の稙田龍生監督と白樺学園の亀田直紀監督に、相手チームの印象、理想の戦い方などを聞いた。

 -相手の印象、注目する選手は。

 稙田 投手を中心として守る、創成館と同じタイプ。(道大会は)総合力で勝ち上がってきた印象がある。エースと1番を打つ主将には注意したい。

 亀田 先発(村田)以外にも複数の投手がいる。継投も含めて守備を中心に戦ってくるチーム。機動力も小技も持っている。1、2番(山口、向段)がいい打者の印象。4番(上田)も長打があるので気を付けたい。

 -理想の試合展開は。

 稙田 立ち上がりをしっかりと守って、早めに先制点がほしい。継投もありきだが、先発の出来がカギになってくる。

 亀田 初めて甲子園に立つ選手ばかりなので、初回が非常に重要になってくる。ばたばたしないようにしたい。

 -勝敗のポイントは。

 稙田 継投のタイミング。ミスは絶対にどこかで起きるので、それをどこでやるのか。何とか守り勝ちたい。

 亀田 四球や簡単な飛球といったイージーミスが出ると、相手に流れがいく。投手を中心にミスが連鎖しないようにしたい。

 -初戦に向けて意気込みを。

 稙田 高校野球の最後を甲子園で終われるのは素晴らしいこと。満喫して試合をしたい。こんな言い方は好きじゃないが、選手たちには楽しんで試合をしてほしい。

 亀田 創成館は昨年も甲子園に出ていて経験のある選手もいる。うちはそうではないので、とにかく思い切って試合を進めたい。相手の胸を借りるつもりで戦う。