原稿執筆、紙面製作を開始 ジャーナリストスクール 福島県郡山市

AI要約

福島県内の子どもたちが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から13年が過ぎた相双地方を取材し、新聞を作る「ジャーナリストスクール」が開催された。

37人が受講し、取材は8日、6班に分かれて行われた。新聞完成後の発表会ではジャーナリスト池上彰さんと交流し、各班が発表する予定だ。

受講生の一人は記事執筆で達成感を味わい、自分の思いを伝えるテクニックを身に付けたと語っている。

原稿執筆、紙面製作を開始 ジャーナリストスクール 福島県郡山市

 福島県内の子どもたちが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から13年が過ぎた相双地方を取材し、新聞を作る「ジャーナリストスクール」は10日、郡山市青少年会館で原稿執筆と紙面製作に入った。11日も続け、完成した新聞を17日に発表する。

 県とふくしまの学び実行委員会の主催で、小学5年生から高校3年生までの37人が受講。取材は8日、6班に分かれて取り組んだ。

 受講している鈴木麻友さん(18)=東日本国際大付属昌平高3年=は「自分の思いをどう伝えていいのか分からなかった。でも、記事を書くテクニックを教えてもらい、仕上げてみると達成感が大きい」と手応えを感じていた。

 17日の発表会は郡山市のビッグアイ7階・市民交流プラザで開く。特別講師のジャーナリスト池上彰さんと交流し、班別に新聞を発表する。