TSUTAYA宮古島店が8月末で閉店 県内離島から姿消す 市民ら「寂しい」 沖縄で残る店舗は...

AI要約

ツタヤの沖縄宮古島店が閉店することにより、県内離島からツタヤが消える

宮古島店は2011年に開業し、最近はレンタル業務を終了して雑貨や書籍の販売を行っていた

デジタル配信サービスの普及により実店舗での需要が低下し、ツタヤの閉店が相次いでいる

TSUTAYA宮古島店が8月末で閉店 県内離島から姿消す 市民ら「寂しい」 沖縄で残る店舗は...

 【宮古島】CD・DVDレンタルや書籍販売の「TSUTAYA(ツタヤ)」の沖縄宮古島店(市平良西里)が、8月31日に閉店する。石垣店は7月15日に閉店しており、県内離島からツタヤが消えることになる。突然の閉店に、利用者から「残念だ」などの声が上がっている。

 全国でツタヤを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などによると、沖縄宮古島店は2011年に開業した。近年はレンタル業務をやめ、雑貨や文房具、書籍の販売などを行ってきた。

 市内在住の女性(57)は「レンタルをやっている時は台風の前に何本も借りるなど、家族でお世話になっていた。店舗は目立つ場所にあるので、なくなるのは寂しく、残念だ」と語った。

 県内のツタヤ店舗は17年に18店舗あったが、その後に閉店が続き、ことし8月1日現在で宮古島店と那覇市の3店舗(小禄店、那覇新都心店、首里店)だけとなっていた。

 相次ぐ閉店の背景に、デジタル配信サービスの普及で、実店舗でのレンタルや販売の需要低下が指摘されている。