応援団バス代高騰 3年前の2倍 宮崎商、甲子園寄付を募集

AI要約

宮崎市・宮崎商業高が3年ぶりに全国高校野球選手権大会に出場するため、クラウドファンディングで資金を集めている

遠征費の増加による資金不足で活動に支障が出たため、CFを始めた

コロナ禍や法改正により運転手の経費が増加し、バス10台分の移動費が高騰した

 第106回全国高校野球選手権大会に3年ぶりに出場する宮崎市・宮崎商業高は、野球部や応援団の遠征費を賄うため、クラウドファンディング(CF)で資金を集めている。目標金額は1千万円で、31日まで受け付ける。

 同校はこれまで、保護者や地域の有志の募金で選手団と応援団の遠征費を賄ってきた。しかし、ドライバーを対象とした「改善基準告示」の改正(4月)でバス運転手の1日の拘束時間の短縮と休憩時間をより多く確保するため、1台に運転手2人が必要となり経費が高騰。バス10台を見込む今回の移動費は、コロナ禍で出場を辞退した3年前の約2倍に膨らんだという。資金不足で活動に支障が出るためCFを始めた。