陸自8師団長の徳永氏、北熊本駐屯地で着任式 任務完遂へ「和」重視

AI要約

陸上自衛隊第8師団の徳永勝彦師団長が着任式で任務遂行への意欲を示す

統率方針に「和」を掲げ、全力で職務にまい進する決意を表明

徳永師団長の経歴と菊池市出身の経歴紹介

陸自8師団長の徳永氏、北熊本駐屯地で着任式 任務完遂へ「和」重視

 陸上自衛隊第8師団の徳永勝彦師団長(54)=陸将=が5日、司令部を置く熊本市北区の北熊本駐屯地で着任式に臨み、「任務遂行へ盤石な基盤を整え、万全の即応体制の下、任務を確実に完遂する部隊、隊員づくりを目指す」と訓示した。

 整列する16部隊約330人を巡閲した。統率方針に「和」を掲げ、「さらに精強な第8師団にして、国や南九州3県の平和と安定、地域の皆さまの安全安心のため、全力で職務にまい進する。一丸となって取り組もう」と呼びかけた。

 菊池市出身。鹿本高、防衛大卒。1992年に入隊し、陸上幕僚監部監理部長、内閣官房国家安全保障局内閣審議官、第13旅団長などを務めた。(松冨浩之)