横須賀の陸上自衛隊員、公務執行妨害疑いで逮捕「警察官から攻撃されたから攻撃するのは当然だ」

AI要約

神奈川県警横須賀署は陸上自衛隊久里浜駐屯地に所属する男性隊員を公務執行妨害の疑いで逮捕した。

男性は警察官に攻撃されたと主張し、逮捕容疑を一部否認している。

事件は花火通報から始まり、男性隊員が巡査長に暴力行為を働いたとされている。

横須賀の陸上自衛隊員、公務執行妨害疑いで逮捕「警察官から攻撃されたから攻撃するのは当然だ」

 神奈川県警横須賀署は5日、公務執行妨害の疑いで陸上自衛隊久里浜駐屯地(横須賀市)の「システム通信・サイバー学校」に所属する同隊員の男(41)=同市久比里2丁目=を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午後8時25分ごろ、同市本町1丁目の歩道で同署の男性巡査長(31)の胸ぐらをつかむなど公務の執行を妨害したとしている。

 署によると、男は「警察官から攻撃されたから攻撃するのは当然だ」などと供述、一部否認している。

 同町2丁目の歩道橋で「花火を投げている人がいる」と110番通報があった。同巡査長が駆け付けると、男はキックボードに乗って走り去り、近くの歩道で転倒。巡査長が「なんで逃げるんだ」と男に声をかけると、胸ぐらをつかんできたという。

 同校校長の奈良岡信一陸将補は「捜査に全面的に協力し、再発・防止に全力で傾注する」とコメントした。