【パリ五輪】バレーボール男子・準々決勝 川西町出身・高橋健太郎選手が攻守に躍動

AI要約

パリオリンピック・バレーボール男子の準々決勝でイタリア戦に挑んだ川西町出身の高橋健太郎選手が攻守に存在感を示し、プレーを披露。

高橋選手はスタメン出場し、速攻からのスパイクやブロックでイタリアにプレッシャーをかけ続ける展開。

日本のセット連取に貢献し、試合を通して粘り強いプレーを見せるも、惜しくも敗れて代表引退を表明。

パリオリンピック・バレーボール男子の準々決勝・イタリア戦。5日の夜は熱い声援を送り悔しさに眠れなかった人もいたかもしれない。惜しくもベスト4入りを逃したが、川西町出身のミドルブロッカー・高橋健太郎選手が攻守に存在感、世界を舞台に最高のプレーを見せてくれた。

準決勝進出をかけた世界ランク2位・イタリアとの大一番に高橋健太郎選手はスタメン出場。

第1セット序盤、高橋選手は速攻からスパイクを決め攻撃の流れを作ると、持ち味のブロックでは止められなくても献身的に対応し、イタリアにプレッシャーをかけ続ける。セット中盤には…

(実況)

「ジャンプローター、前を狙っていく!」

ネット際を狙うなど翻弄し、高橋選手のサーブから6連続得点!

日本にいい流れを生み出した。

続く第2セットの序盤も高橋選手は、攻撃のリズムを作る効果的なクイック!

終盤には後ろに下がっても、イタリアの強打をファインレシーブするなど、日本のセット連取に大きく貢献した。

試合を通して粘って粘ってつなぐ持ち味を発揮した日本!

(ラリー)

「高橋藍、1対1負けない健太郎!日本負けない!」

「このラリー中には高橋健太郎のワインポイントもありました。全員で掴んだ1点」

そして、第4セットには高橋選手待望の…。

(ブロック)

「残していた、高橋健太郎でしょうか」

この試合初めて!目標だったオリンピックで世界をねじ伏せるブロックポイント!

攻守に渡って奮闘した高橋選手は、最終第5セット、ベンチから仲間を鼓舞。

激闘の末、惜しくも敗れたが、金メダルに向かって世界を熱くした高橋健太郎選手に、県内からも大きな拍手が送られたはず。

高橋健太郎選手は試合後「いいバレーをしていたから本当に悔しい。僕が代表に来るのは最後」と代表引退を表明し、メダル獲得を後輩に託していた。

まだ代表でやってもらいたいが、本人の考えなので、落ち着いたらまた母校・米沢中央高校に来てもらいたい。