新たに11地点の地下水で国の暫定指針値を超える濃度のPFASを検出 排出源が複数存在する可能性も 浜松市

AI要約

浜松市で国の暫定指針値を超える高濃度のPFASが検出される問題が深刻化しており、新たに11地点で指針値を超える濃度が確認されました。

健康被害は確認されていないものの、PFASの排出源が複数ある可能性が指摘され、今後も地下水などの調査が必要とされています。

市は引き続き周辺の地下水を対象とした調査を進める予定である。

新たに11地点の地下水で国の暫定指針値を超える濃度のPFASを検出 排出源が複数存在する可能性も 浜松市

浜松市で有害性が指摘される有機フッ素化合物=PFASが検出されている問題で、市は新たに11地点の地下水で国の暫定指針値を超えたと発表しました。

 浜松市によりますと、これまでにPFASの濃度が国の暫定指針値を超えた周辺の49地点で、地下水の追加調査を行ったところ、新たに11地点で指針値を超える高濃度のPFOS、またはPFOAが検出されました。

 

 これまでに、この11地点での健康被害は確認されていません。

 浜松市によりますと、今回の調査ではこれまでに指針値の超過が確認されていた伊佐地川と新川周辺以外での地点でも超過が判明したといい、PFASの排出源が複数存在する可能性があるということです。

 浜松市は引き続き周辺の地下水などを対象に調査を進める方針です。