JR西日本としては初めて…熱中症対策で駅係員・乗務員の制帽着用を省略する取り組みをスタート 車掌が熱中症疑いで救急搬送されるケースも

AI要約

JR西日本は、熱中症予防のために駅係員や乗務員の制帽着用を必要に応じて省略する取り組みを開始しました。

実施はJR西日本管内の駅や列車内で行われ、毎年5月1日から10月末まで続けられます。

この取り組みは、社員の要望や実際に熱中症になったケースから始まったもので、JR西日本としては初めての試みです。

JR西日本としては初めて…熱中症対策で駅係員・乗務員の制帽着用を省略する取り組みをスタート 車掌が熱中症疑いで救急搬送されるケースも

JR西日本は5日、熱中症予防を目的に、駅係員および乗務員の制帽着用を必要に応じて省略する取り組みを始めると発表しました。

実施は5日(月)以降で、JR西日本管内の駅の改札・ホームや、列車内・乗務員室などで、制帽の着用を省略することがあるとしています。毎年5月1日~10 月末においても、同様に実施するとしています。

対象はJR西日本の全ての駅係員および乗務員(運転士・車掌)で、JR西日本としては初めての取り組みだということです。

社員からの要望のほか、今年度社員が実際に熱中症になるケースもあったということです。

JR西日本管内では先月、JR山陰線を運行中の列車から「車掌が体調不良で乗務できない」と指令所に連絡があり、車掌が手足のしびれを訴え、熱中症疑いで救急搬送されたケースもありました。