18メートルも飛んだ!ペットボトルで「ロケット」 親子で工作、リサイクル身近に

AI要約

小学生向けのリサイクルを学ぶ親子教室が京都府で開催され、ペットボトルロケット作りなどさまざまな活動が行われた。

親子連れが楽しんだペットボトルロケット教室では、自作したロケットを飛ばす瞬間に驚きと楽しみを見せた。

今後も木工やミラー作りなど様々な教室が開催され、リサイクルやごみ問題について学ぶ機会を提供している。

18メートルも飛んだ!ペットボトルで「ロケット」 親子で工作、リサイクル身近に

 ものづくりなどを通し、小学生にごみ問題やリサイクルを身近に感じてもらう「クリーンプラザおとくに親子教室」が、京都府大山崎町の乙訓環境衛生組合で始まった。ペットボトルロケット教室では親子連れが自作した「ロケット」を打ち上げ、夏休みのひとときを楽しんだ。

 同組合が毎年7、8月に開催している。今年は廃材から椅子を作る木工や、スタンドミラー作りなど6種類の教室が行われる。

 ペットボトルロケット教室には親子8組が参加した。持参した2本のペットボトルを組み立て、ビニールテープなどで自由にデザインした。出来上がった機体に空気を送り込むと、中に入れた水が弧を描いて飛んだ。約18メートル飛ぶものもあり、参加者たちは驚きの声を上げた。

 参加した第4向陽小5年の児童(10)は「好きな新幹線の色を使ってデザインした。音が鳴って飛んでいく瞬間が楽しかった」と完成したロケットを笑顔で見つめた。

 ペットボトルのリサイクルについて学ぶ講演会(5日)と、自転車の修理などを体験する教室(22日)は空きがあり、同組合のウェブサイトで申し込みを受け付けている。