日本版ライドシェア 県内でも運行開始 岐阜市

AI要約

タクシー会社が主体となって、日本版ライドシェアが岐阜市でスタート

専用アプリで行き先を予約し、料金もアプリ上で決済可能

中部運輸局も移動の足不足解消に期待

日本版ライドシェア 県内でも運行開始 岐阜市

  タクシー会社が事業主体となって、一般ドライバーが自家用車を使って有料で乗客を送迎する「日本版ライドシェア」の運行が、2日から岐阜市で始まりました。

  日本版ライドシェアを始めたのは岐阜市の日本タクシーです。

  運行するのは、タクシーが不足する金曜日と土曜日の午後6時から翌日の午前5時までで、運行台数は2台です。

  利用者は、専用のアプリで行き先を予約すると配車される仕組みで、料金もアプリ上で決済されます。

  2日行われた出発式で、日本タクシーの山田健太郎社長は「車両のメンテナンスはもちろん、乗務員もタクシーと同水準の教育を行っていて、安心安全にお客さまを乗せることができる」とあいさつしました。

  また、中部運輸局の担当者は「インバウンドの急激な回復とさらなる増加が見込まれる中、移動の足不足は喫緊の課題。輸送のプロであるタクシー会社の安全管理の仕組みを生かして、移動の足の不足解消につなげてほしい」と話しました。

  県内における日本版ライドシェアはこの日が初で、ほかの地域でも導入の意向を示しています。