消防関係の仕事に就いてもらえたら 担い手の減少打開へ 高校生らが放水などを体験「1日消防士」に

AI要約

高校生や専門学校生を対象にした消防隊員体験会が長野市で開かれ、若手職員の指導のもと規律訓練や消火用ホースの扱い方を学ぶなどの活動が行われました。

参加者からは暑さや正確な動作の重要性についての感想が述べられ、少子高齢化による地域防災担い手の不足が課題であることも指摘されました。

消防学校では今後も体験会を通じて消防職員や消防団員の確保に努める考えです。

消防関係の仕事に就いてもらえたら 担い手の減少打開へ 高校生らが放水などを体験「1日消防士」に

消防隊員を目指す高校生などを対象に、長野市の県消防学校で2日、体験会が開かれました。

体験会には消防の職員を目指す県内の高校生や専門学校生などおよそ30人が参加し、若手職員の指導で初めに号令や整列といった「規律訓練」に臨みました。

また、消火用ホースの扱い方を学んだり、ポンプ車を使った放水を体験したりしました。

参加者:

「こういう暑い中でホースの体験とか、ずっと外にいるのはとても大変で、消防官はすごいと思いました」

参加者:

「回れ右だったり、一つひとつの動作を確実に正確にやっていくことが大切だと思いました」

体験会は少子高齢化などで地域防災の担い手の維持が課題になる中、活動の内容を知ってもらおうと2023年に続いて開かれました。

消防学校では今後も体験会を行い、消防の職員や消防団員の確保につなげたい考えです。