非公開希望の原告氏名を裁判官が法廷内で誤って読み上げ謝罪 高松高裁

AI要約

高松高等裁判所の裁判官が7月26日に行われた民事訴訟の控訴審で、非公開を希望していた原告の女性の氏名を誤って読み上げました。

女性が交際していた男性からの被害を訴え、5000万円の慰謝料を求めた裁判で、高裁は女性の請求を棄却しました。

高松高等裁判所は裁判官のミスを認め、女性に謝罪を行い、再発防止に努めるとコメントしています。

非公開希望の原告氏名を裁判官が法廷内で誤って読み上げ謝罪 高松高裁

 高松高等裁判所の裁判官が7月26日に行われた民事訴訟の控訴審で、非公開を希望していた原告の女性の氏名を誤って読み上げました。

 この裁判は女性が交際していた男性から暴力や暴言を受けたなどとして、男性に対して慰謝料など5000万円を求めたものです。

 26日に高松高裁で判決が言い渡され、高裁は女性の請求を棄却しました。女性は氏名については非公開を希望していましたがは判決言い渡しの際、裁判官が誤って女性の氏名を読み上げました。

 高松高裁は裁判官のミスを認め代理人を通じて女性に謝罪をしました。

 高松高裁は「再発防止に努めたい」とコメントしています。