台湾で会津の魅力をアピール 会津若松商工会議所が視察団 定期チャーター便の就航受け

AI要約
福島県の会津若松商工会議所の議員視察団が台湾を訪問し、会津の魅力をアピール台湾との交流を深めてインバウンド増加に協力を呼びかけ視察団が現地の日本台湾交流協会を訪問し、定期チャーター便の就航も見据えた活動を行った
台湾で会津の魅力をアピール 会津若松商工会議所が視察団 定期チャーター便の就航受け

 福島県の会津若松商工会議所の議員視察団は台湾を訪問し、現地の日本台湾交流協会などで会津の魅力をアピールした。会津のインバウンド(訪日客)増加に向けて協力を呼びかけた。

 視察は19日までの4日間、福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便の就航を受け、商工団体として現地への理解を深めるとともに、今後の定期便化を見据えて実施した。視察団には渋川恵男会頭はじめ、約20人が参加した。日本台湾交流協会への訪問では、渋川会頭が同協会の片山和之代表に対し、会津にも台湾からの訪日客が多く訪れている点を説明し「ぜひ定期便化にも支援をいただきたい」と要請した。

 片山代表は「地方での草の根の交流が広がることは非常に重要」との認識を示した上で、温泉や雪など、本県の潜在的な魅力は高いと述べた。東京電力福島第1原発の処理水の現地での受け止めや、日本への半導体企業の進出などについても意見を交わした。

 渋川会頭が片山代表にガラス漆芸のペアグラスを贈り、会津地方17市町村の観光パンフレットも届けた。

 視察ではこの他、定期チャーター便を運航している現地の旅行会社を訪れた他、HIS台北の佐瀬友一支店長(会津美里町出身)らとも懇談した。

(会津版)