台湾の学生、富山・氷見満喫 文化体験や住民と交流、観光プラン提案へ

AI要約

台湾・高雄市の中山大学院の学生が氷見市でフィールドワークを行い、伝統文化の体験や住民との交流を通じて観光プランを提案する。

高雄市鼓山区と氷見市は友好都市で、フィールドワークは国際交流協会が実施しており学生は浴衣やしょうゆづくりなどに取り組む。

学生たちは棚田の保全方法や竹細工作り、地引き網体験などを行い、獅子舞展示でもブース展示を行う予定。

台湾の学生、富山・氷見満喫 文化体験や住民と交流、観光プラン提案へ

 富山県氷見市と国際交流の覚書を結んでいる台湾・高雄市の国立中山(ちゅうざん)大西湾(せいわん)学院の学生9人が28日、氷見市でフィールドワークを始めた。伝統文化の体験や住民との交流を通じて、学生の視点で観光プランを提案する。

 中山大がある高雄市鼓山(こざん)区は氷見市の友好交流都市。フィールドワークは市国際交流協会が2023年から実施し、2回目となる。学生は27日から8月7日まで滞在。浴衣やしょうゆづくりに取り組むほか、氷見高生とも交流する。

 28日は同市長坂を訪れ、「日本の棚田百選」に選ばれている棚田の保全方法について住民から説明を受けたほか、光西寺を見学した。長坂農村交流センターでは住民と交流しながら竹細工作りに挑戦。島尾キャンプ場で地引き網も体験した。

 ジョウイシュエンさん(20)は「氷見の海はとてもきれい。まんがロードに行くことも楽しみ」と話した。

 学生は8月3日に市教育文化センターで開かれる獅子舞展示でミニゲームのブースを出店する。