貝殻島灯台 再点灯

AI要約

根室海上保安部は26日夜、北方領土歯舞群島・貝殻島灯台の点灯を確認した。

同灯台は9年ぶりに点灯した後、消え、修理・点検要請があり、漁業活動が停止されている。

灯台は航路標識としての機能を持たない。

貝殻島灯台 再点灯

 根室海上保安部は26日夜、消灯していた北方領土歯舞群島・貝殻島灯台の点灯を確認した─と発表した。

 同灯台は昨年8月、2014年11月以来9年ぶりに点灯したが、根室海保が今年6月17日に消えているのを確認。ロシア側はその後、「灯台修理・点検のため」と称して日ロ民間協定に基づく日本漁船の操業停止と、ブイ(浮標)撤去を求めてきた。

 このため今月18日には管理組合の歯舞漁協がロシア警備艇監視の下、ブイを撤去、コンブ漁も中断している。

 根室海保によると同灯台は点灯しても航路標識としての本来の機能は有していないという。