尖閣の中国船、台風から避難か 接続水域出る

AI要約

尖閣諸島周辺で中国海警局の艦船「海警1303」が接続水域を出て避難した可能性がある。

海警1303は接続水域での航行記録を215日記録し、機関砲のようなものを搭載している。

海保の巡視船が周辺海域を監視警戒している。

 第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)の領海外側にある接続水域を航行していた中国海警局の艦船「海警1303」は23日午後4時過ぎ、接続水域を出た。八重山地方に台風3号が接近しており、避難した可能性がある。

 尖閣周辺で中国艦船が航行するのは同日で最長記録である215日連続となっていた。

 「海警1303」は機関砲らしきものを搭載している。海保の巡視船が周辺海域を監視警戒している。