学校や漁業「全力」支援 海外協力隊、茨城県出身5人 知事表敬

AI要約

茨城県出身の海外協力隊員5人がJICAから派遣される。彼らは2年間現地で活動し、茨城と開発途上国の架け橋となる。

5人の隊員はそれぞれ異なる国に派遣され、教育や医療、漁業など様々な活動を行う。

過去にも県国際親善大使に任命された隊員が活動を終え、知事を表敬訪問した。

学校や漁業「全力」支援 海外協力隊、茨城県出身5人 知事表敬

国際協力機構(JICA)の2024年度第1次隊としてアフリカや中米、環太平洋の各国に派遣される茨城県出身の海外協力隊員5人が24日、県庁の大井川和彦知事を表敬訪問した。隊員は2年間、自身の技術や経験を生かし、茨城と開発途上国の架け橋として活動する。

派遣されるのは加治直弥さん(32)=グアテマラ派遣、野島渓さん(27)=エジプト派遣、白戸和樹さん(24)=ガボン派遣、石井沙知さん(28)=マラウイ派遣、滑川美悠さん(24)=ミクロネシア派遣=の5人。

8月から現地入りし、小学校での算数の授業やパソコン教室、漁業組合への支援、子どもの看護、高校でのスポーツを通じた支援などをそれぞれ行う。

また、県は2007年度から隊員を県国際親善大使に任命し、派遣先の各国・地域と茨城の架け橋となる活動を依頼している。

表敬後、白戸さんは「少しでも現地の人の生活が良くなるように全力で頑張りたい」と意欲を語った。

同日は、ペルーでの2年間の活動を終えて帰国した隊員の作業療法士、瀬谷暁子さん(48)も知事を表敬訪問した。