大津高生が読み聞かせ【ほっとフォト】

AI要約

大津高(大津町)の生徒が毎週火曜日の放課後、近くの「大津いちご保育園」で読み聞かせのボランティアを行っている。

2022年8月に開始されたこの活動には、毎回十数人の生徒が参加しており、園児たちと一緒に絵本を読んだり遊んだりしている。

特に3年生の生徒の中には将来の夢が保育士であり、子どもたちと接することでやりがいを感じている者もいる。

大津高生が読み聞かせ【ほっとフォト】

 大津高(大津町)の生徒が毎週火曜日の放課後、近くの「大津いちご保育園」で読み聞かせのボランティアをしている。絵本を読んだ後は一緒に遊び、「お姉さん」「お兄さん」たちは園児に大人気だ。

 ボランティアは2022年8月に開始。全校から参加者を募り、毎回十数人が申し込むという。9日は約10人が園を訪問。読み聞かせの後、おもちゃのブロックで家を一緒に作った。おんぶやだっこをせがむ園児の姿も見られた。

 入学時から活動している3年の生徒は「夢は保育士。子どもたちが笑顔で話しかけてくれ、とてもうれしい」とやりがいを感じた様子。大津真紀子園長(65)は「とても頼りになる。高校生の夢の実現にもつながるといい」と目を細めた。(林田賢一郎)