絵本ランドで楽しく触れる 「もったいないばあさん」真珠さん絵描き歌、手遊び、音頭…
絵本作家真珠まりこさんが射水市と高岡市でおはなし会を開催。絵本の世界に触れる親子たちの楽しい体験が紹介される。
真珠さんの絵本作品を読み聞かせる中で、子どもたちは絵描き歌や手遊びに参加し、楽しく交流する様子が描かれる。
絵本ランドの取り組みやウェブサイトの情報も紹介され、絵本の魅力を伝える活動が続けられていることが述べられる。
●射水、高岡でおはなし会
とやま元気ワールド「絵本ランド2024」（富山新聞社、北國新聞社などでつくる実行委員会主催）は2日目の21日、射水市大島絵本館と高岡市の文苑堂書店福田本店でおはなし会が開かれた。「もったいないばあさん」シリーズで知られる絵本作家真珠まりこさんが絵描き歌や手遊びを交えながら自身の作品を読み聞かせ、訪れた親子らは楽しく絵本の世界に触れた。
大島絵本館には親子約140人が詰め掛けた。真珠さんはスクリーンに大きく映し出された「もったいないばあさん」を読み、「自分さえ良ければと思わず、分け合う気持ちがあれば平和な世界になる」と子どもたちに呼び掛けた。ばあさんの顔を簡単に描ける絵描き歌も披露した。
「おべんとうバス」の読み聞かせでは、手遊びを交え、子どもたちは真珠さんの呼び掛けに「はーい」と元気に返事した。最後は「もったいないばあさん音頭」で楽しく体を動かした。
高岡市福岡小4年、山本紗穂さんは「もったいないばあさんが世界一大好き。絵描き歌も上手に描けた」と笑顔を見せた。射水市の中村謙斗ちゃん（4）は「おべんとうバスが面白かった」、七尾市小丸山小2年の山本隆登さんは「踊りが楽しかった」と話した。
絵本ランドは子どもに絵本の魅力を伝え、豊かな感受性を育むことを目的としている。ウェブサイトで作家やアナウンサーらによる読み聞かせ動画を視聴できる。10月31日まで。ウェブサイトのアドレスはwww.ehon―land.jp
