「悪い大人もいるので気をつけて」新宿・歌舞伎町で大学生ボランティアと警視庁が中高生らに注意喚起 夏休みシーズン迎え「初めて来た」高校生も

AI要約

警視庁と大学生ボランティアが新宿・歌舞伎町周辺で中高生に注意を呼びかけ

警視庁が中高生に悪意を持った大人に注意を喚起

警視庁と大学生ボランティアが中高生139人に声かけ、暇な子どもも増加

「悪い大人もいるので気をつけて」新宿・歌舞伎町で大学生ボランティアと警視庁が中高生らに注意喚起 夏休みシーズン迎え「初めて来た」高校生も

多くの学校で夏休みが始まったことを受け、警視庁と大学生ボランティアが新宿・歌舞伎町周辺で、「悪意を持った大人に気をつけて」などと中高生らに注意を呼びかけました。

大学生ボランティア

「どこから来られたんですか?」

歌舞伎町にいた高校生2人組

「大阪から。初めて」

大学生ボランティア

「このあたりは悪い大人もいて、声かけられたりもするので、気をつけてくださいね」

夏休みが始まり、中高生が1人で外を出歩く機会が増えることを受けて警視庁は、大学生のボランティアと一緒に新宿の歌舞伎町周辺をパトロールし、注意を呼びかけました。

ボランティア活動には、大学3、4年生を中心におよそ50人が参加し、先週金曜日からきょうまでの4日間で、中高生など男女139人に声かけをしたということです。

警視庁によりますと、子どもたちの中には、「夏休みで暇だから、トー横がどんなところか自転車で遊びに来た」と話した男子中学生もいたということです。

ボランティアに参加した男性は「『夏休みなので、初めて来た』という人が多い印象を受けた。(子どもたちが)悪い誘惑などに巻き込まれないようにという思いで声かけをした」と活動を振り返っていました。

新宿・歌舞伎町周辺をめぐっては、中高生を含む若者が性被害などにあうケースが相次いでいて、警視庁は「年齢や感覚が近い大学生ボランティアに直接語りかけてもらうことで、悩みを持つ少年少女を適切な相談窓口につなげたい」としています。