熊原川“一日テーマパーク”に 暑い青森県内、22日は「大暑」

AI要約

22日は二十四節気の大暑で、最も暑さが厳しく感じられる頃。21日には三戸町で「さんのへ川まつり」が開催され、夏休みの子どもたちの楽しそうな姿が見られた。

青森県内では今年の最高気温を更新し、参加者は様々な体験に挑戦。イベントには防災意識が高まる要素も取り入れられた。

カヤックに乗った子どもたちの楽しい体験や、子供たちの元気な姿に主催者も満足し、今後のまつりに期待を寄せている。

熊原川“一日テーマパーク”に 暑い青森県内、22日は「大暑」

 22日は二十四節気の大暑で、最も暑さが厳しく感じられる頃だ。21日は三戸町の熊原川特設会場で恒例の「さんのへ川まつり」が開かれた。青森県内は夏休みに入った小中学校も多く、子どもらの楽しそうな声が響いた。

 青森地方気象台によると、県内は八戸34・7度、三戸34・2度など軒並み今年の最高気温を更新。参加者は川でのカヤックやゴムボート、陸上に設けられた川魚つかみ取りやスライダープール、テントサウナなど多様な体験に挑戦。今年は救助工作車や地震体験車を呼んで防災意識も高めた。

 カヤックに乗った小中一貫三戸学園三戸町立三戸小5年の福士凌叶さん(11)は「オールを使ってイカダをこいだ経験を生かし、うまくコントロールできた」と笑顔。妹の2年雅桜(みお)さん(7)は始まったばかりの夏休みに「宿題をしっかり終わらせ、いろいろな夏祭りに行きたい」と話した。

 主催した三戸町商工会青年部の山田龍三郎部長は「子どもたちの笑顔が見られてうれしい」と今後のまつり充実へ意気込んだ。