観客交え総踊り 白壁のまちに熱気 岡山・倉敷市中心部で天領夏祭り

AI要約

岡山県倉敷市の夏を彩る「第51回倉敷天領夏祭り」が開催された。浴衣を着た踊り連の演舞や観客との総踊りが行われ、市中心部は熱気に包まれた。

演舞には地元企業や学校など約1800人が参加し、二つの部門で踊りを披露。観客も総踊りに加わり、一体感を楽しんだ。

特設ステージでは地元の太鼓演奏が披露され、近隣の土曜夜市も開催され、祭りムードを盛り上げた。

観客交え総踊り 白壁のまちに熱気 岡山・倉敷市中心部で天領夏祭り

 岡山県倉敷市の夏を彩る「第51回倉敷天領夏祭り」(市、倉敷商工会議所などの実行委主催)が20日、市中心部で開かれた。そろいの浴衣を着た踊り連の演舞に加え、今年は観客を交えた総踊りを初めて実施。白壁のまちが熱気に包まれた。

 演舞は、歩行者天国となったJR倉敷駅南の倉敷中央通り(約800メートル区間)で午後6時にスタート。ゆったりした「代官ばやし踊り」、ロック調の「OH!代官ばやし踊り」の2部門に、地元企業や学校など計27団体約1800人が参加し、息を合わせて踊った。

 総踊りはそれぞれの部門終了後に行われ、沿道から多くの観客が加わり一体感を味わった。家族3人で訪れた市立倉敷南小3年の男子児童(8)は「いつもは見るだけだったけど、みんなで一緒に踊れて楽しかった」と話していた。

 特設ステージでは、地元の倉敷天領太鼓などが演奏を披露。近くの商店街では土曜夜市も開かれ、祭りムードを盛り上げた。