62歳の母親を刃物で刺したか…30歳の息子を“殺人未遂容疑”で逮捕 刺された母親は死亡、現場からは血の付いた“鉄製の棒”も見つかる 殺人事件として捜査
30歳の息子が自宅で62歳の母親を刃物で刺して殺害しようとした疑いで逮捕された。母親は病院で死亡が確認され、警察は殺人で捜査を行っている。
犯行時刻に近所から通報があり、母親の倒れた状態で現場が発見される。刃物だけでなく鉄製の棒も使用された可能性がある。
逮捕された容疑者は母親を刺した後、通報した人と一緒にいたが、詳細な認否・供述は明らかにされていない。
自宅にいた62歳の母親を刃物で刺すなどして殺害しようとした疑いで、30歳の息子が現行犯逮捕されました。刺された母親はその後、搬送先の病院で死亡していて、警察は、容疑を殺人に切り替えて捜査しています。
逮捕されたのは、宿毛市大島の無職・中山恭佑容疑者（30）です。宿毛警察署の調べによりますと、中山容疑者は20日午後6時37分ごろ、自宅で、母親の美和さん（62）を刃物で刺すなどして殺害しようとした、殺人未遂の疑いが持たれています。
20日の午後6時42分、近所の人から消防に「中山容疑者が『母親を自分が刺した』と言っている」という主旨の通報があり、警察と消防が駆けつけたところ、中山容疑者の自宅1階の和室で、血を流した状態で倒れている美和さんを発見。
すでに意識は無く、市内の病院に搬送されましたが、午後8時39分に死亡が確認されました。
警察によりますと、現場からは、血痕のようなものが付いた鉄製の棒が見つかっていて、中山容疑者が、美和さんを刃物で刺したうえ、鉄製の棒で暴行を加えたとみられるということです。
警察官が駆けつけた際、中山容疑者本人は家の近くの道路で、通報した人と一緒にいたということです。
中山容疑者の認否・供述について、警察は「裁判員裁判の対象事件になるかもしれず、今後の捜査に支障をきたす」として、明らかにしていません。
警察は、容疑を殺人に切り替え、事件の詳しい経緯や犯行の動機などを調べています。
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