7歳女児に暴行、死亡させた疑い 母親と内縁の夫を逮捕 愛知

AI要約

愛知県で同居する交際相手の娘(7)が暴行を受け、死亡した事件で、会社員の容疑者と母親が逮捕された。

容疑者は娘に暴行を加え、母親は適切な医療措置を受けさせずに放置した疑いがかけられている。

捜査が進行中で、暴力が日常的に行われていた可能性もあると報じられている。

7歳女児に暴行、死亡させた疑い 母親と内縁の夫を逮捕 愛知

 同居する交際相手の娘(7)に暴行を加え死亡させたとして、愛知県警は18日、愛知県犬山市上野米野の会社員、倉田凱容疑者(32)を傷害致死容疑で逮捕した。また、女児の母親でパート、島崎みなみ容疑者(33)についても保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。倉田、島崎両容疑者は内縁関係にあった。県警はいずれの認否も明らかにしていない。

 倉田容疑者の逮捕容疑は5月24日午後8時40分~25日午前7時40分ごろ、自宅で、島崎容疑者の娘で小学1年の奈桜さんの腹などに暴行を加え、敗血症性ショックで死亡させたとしている。また、島崎容疑者は、奈桜さんが暴行を受けたことにより嘔吐(おうと)や腹痛などの体調不良を訴えているにもかかわらず、適切な医療措置を受けさせずに放置し、死亡させた疑いがある。

 県警捜査1課によると、奈桜さんは島崎容疑者と倉田容疑者と3人で暮らしていた。26日に奈桜さんが搬送された岐阜県内の病院から「体に複数のあざがある」などと岐阜県警を通じて愛知県警に通報があり、事件が発覚。同課は、倉田容疑者が日常的に暴力を加えていた可能性があるとみて調べている。【田中理知】