りんご放任園解消へ 伐採から高密植栽培の園地に 弘前市

AI要約

弘前市でりんご放任園の木の伐採が進められ、新たな高密植栽培の園地として再生する取り組みが始まっている。

伐採が行われているのは60歳代男性所有の153アールの放任園で、市と農業委員の協力により一部伐採費用が補助されている。

弘前市では今年中に15ヘクタールの放任園の木を伐採する予定で、放任園の解消に向けた取り組みが進んでいる。

りんご放任園解消へ 伐採から高密植栽培の園地に 弘前市

りんご放任園の解消に向けて弘前市で木の伐採が進められ、新たに高密植栽培の園地として生まれ変わる予定です。

りんごの木の伐採が行われているのは弘前市笹舘にある153アールの放任園です。

所有者は市内の60歳代の男性で体調を崩してこの1年半園地の管理が出来なくなり放任園となっていました。

市と農業委員が交渉を重ねて伐採の同意を得たことから農業法人の「REDAPPLE」が補助事業者として今月5日から伐採を行っています。伐採費用の200万円のうち180万円が市の補助金だということです。「REDAPPLE」は伐採後に園地を取得し来年度以降高密植栽培を行う予定です。

★弘前市りんご課 伊藤昌一 課長

「放任園ゼロ宣言ということで3年間かけて57.4ヘクタールを解消するという目標がありますので放任園対策チーム一丸となって解消に向けて進めていきたいと考えています」

弘前市ではことし中に15ヘクタールの放任園の木を伐採する予定です。