観光船事故受け携帯基地局 電源確保で世界自然遺産の知床岬へ太陽光パネル設置に住民団体が反対署名提出
住民団体が知床岬に太陽光パネル設置に反対の署名を提出
斜里町に約48,000人分の署名が提出される
太陽光パネル設置計画に世界自然遺産と動植物の影響が問題視される
世界自然遺産の知床岬に太陽光パネルを設置する国の事業を巡り、北海道・斜里町の住民団体が反対の署名を斜里町長に提出しました。
午來 昌氏(元斜里町長)
「提出させていただきます。よろしくお願いします」。
斜里町・山内浩彰町長
「重く受け止めさせていただきます」。
元斜里町長が提出したのは、太陽光パネル設置に反対するおよそ4万8千人分の署名です。
国はおととしの知床観光船事故を受けて、知床岬に携帯基地局を設置する計画で、電源として太陽光発電を使う予定です。
一方で世界自然遺産であり希少な動植物に影響があるとして反対の声が上がっています。