「宙飛ぶメロン」が収穫期 那須塩原・道の駅湯の香しおばらで栽培 例年よりも実の数が多く、甘み強く

AI要約

栃木県那須塩原市関谷の道の駅湯の香しおばら内のビニールハウスで、「宙飛ぶメロン」の収穫期が始まった。

今年は受粉にミツバチを利用したことで実の数が増え、実りが豊富だという。

収穫量に応じてカフェで提供される他、直売所でも販売される予定。味の強化が図られており、食べに訪れる人々に呼びかけている。

「宙飛ぶメロン」が収穫期 那須塩原・道の駅湯の香しおばらで栽培 例年よりも実の数が多く、甘み強く

 栃木県那須塩原市関谷の道の駅湯の香しおばら内のビニールハウスで、天井からぶら下がるように実る「宙(そら)飛ぶメロン」が収穫期を迎えている。

 道の駅を運営する「アグリパル塩原」が目玉商品を作ろうと、2018年から栽培を開始。16日は1・5キロ前後のメロン約30個を収穫した。今年は受粉の際にミツバチを利用したため、例年よりも実の数が多くなったという。

 8月上旬までに約200個を収穫する予定で、施設内のカフェでシャーベットやスムージーとして提供するほか、収穫量に応じて直売所でも販売する。栽培担当の藤田(ふじた)さおりさん(52)は「収穫時期を遅らせたことで、甘みが強くなった。ぜひ食べに来てもらいたい」と呼びかけた。