「チョーサヤ!!」練り込み4基、観客魅了 三重・松阪祇園

AI要約

松阪夏の風物詩、松阪祇園まつりと三社みこしが13、14の両日に開催された。商店街を渡御し、両日で約13万人が来場し、にぎわいを見せた。

初日の宵宮では露店やイベントが楽しめ、三社みこしは勇壮な姿で観客を魅了した。

2日目には無形民俗文化財の松阪しょんがい音頭や踊りが披露され、松阪観光PRプロジェクトのメンバーも盛り上げた。

「チョーサヤ!!」練り込み4基、観客魅了 三重・松阪祇園

 松阪夏の風物詩、松阪祇園まつり(松阪市観光協会主催)と三社みこしが13、14の両日に、三重県松阪市中心市街地で開催された。御厨神社(本町)、八雲神社(日野町)、松阪神社(殿町)のみこしが商店街を渡御(とぎょ)し、日野町交差点前に集結して練り込みを行い、訪れた観客を魅了した。会場は両日で約13万人(主催者発表)が来場し、にぎわいを見せた。

 同まつりは、松阪三大まつりの一つ。初日の宵宮(よみや)は、多くの露店が並ぶ中、訪れた人たちは小若みこしや和太鼓の演奏などのイベントを楽しんだ。

 三つの神社からみこし4基が繰り出し、市中心部の商店街などを練く三社みこしは午後2時前に各神社を出発。同8時半ごろに日野町交差点に集結すると、そろいの法被姿の担ぎ手たちは「チョーサヤ」の掛け声でみこしを担ぎ上げ、勇壮な姿で観客を魅了した。

 三社まつり世話人会の安田和東会長(65)は、無事にみこしが終えられたことに対して感謝を述べ「また来年お会いましょう。チョーサヤ!」とあいさつした。

 2日目の本日(ほんび)は、同交差点付近で無形民俗文化財の松阪しょんがい音頭と踊りや松阪しょんがいソーランなどが披露された。また松阪観光PRプロジェクト「松阪小粋(こいき)2024」のメンバー3人もステージトークの他、会場で来場者と触れ合ったり、松阪鈴おどりに参加するなどして盛り上げた。