「柳ケ瀬で頑張り続けたい」 みわ屋岐阜髙島屋店が柳ケ瀬商店街に移転オープン

AI要約

柳ケ瀬商店街の象徴的存在である岐阜髙島屋が閉店し、そのレストラン街にある店舗が柳ケ瀬商店街へ移転オープンすることが決まった。

移転先は、山本屋本店の跡地で、常連客の支持を受けて柳ケ瀬にとどまることが決定された。

新しい店舗では平日の夜の営業を拡充し、地域の活性化に貢献する意向を示している。

「柳ケ瀬で頑張り続けたい」 みわ屋岐阜髙島屋店が柳ケ瀬商店街に移転オープン

  柳ケ瀬の「顔」として長年、商店街の集客を支えてきた県内唯一の百貨店「岐阜髙島屋」の7月7月末の閉店に伴って、新たなまちづくりが求められる中、髙島屋のレストラン街にある店舗が、柳ケ瀬商店街へ移転オープンします。

  みわ屋岐阜髙島屋店。みわ屋は、1963年、瑞浪市で開業したのが始まりで、岐阜髙島屋店は2005年にオープンしました。飛騨牛をだしや薬味で食べる「牛まぶし」と愛知県・三河一色産のうなぎ料理のセットメニューなどが人気を集めています。

  店の代表を務める田村孝次さん。岐阜髙島屋の閉店発表を受け、当初「やめないといけない」と思ったそうです。

  しかし、常連客から存続を望む声が相次ぎ、市内で移転先を探すこととしました。JR岐阜駅周辺なども視野に入れて移転先を探しましたが、最終的には同じ柳ケ瀬商店街で去年まで営業していた山本屋本店の跡地に決めました。

◇なぜ、柳ケ瀬なのか?

※みわ屋岐阜髙島屋店 田村孝次 代表

  「いろいろ探しましたが、やはり柳ケ瀬にとどまってほしいという声が多く、思いをひしひしと感じました。応援してくれる。柳ケ瀬の人、銀行の人、一番大きいのはお客さまです。柳ケ瀬でしようかなと思ったら、ぜひ、そうしてくれと。場所が決まっていない時から近くで、近くでということでした」

  キャッチフレーズは「柳ケ瀬から柳ケ瀬へ」。移転オープンは8月8日です。

※みわ屋岐阜髙島屋店 田村孝次 代表

  「今のままでは、なかなか尻すぼみで駄目だと思います。みんながやっぱり、柳ケ瀬が好きだと、盛り上げようという気持ち。先頭になってみんなと一緒にやっていきたいと思います。いろんなところに参加していきますし、お客さんもみえたら、明るい笑顔で入ってきていただいて、僕も明るい声でお迎えして、それがこの地域の活性化につながると思っています」

  柳ケ瀬で頑張り続けたい━。新しい店舗では、土日のみだった夜の営業を平日にも拡充して、多くのファンを出迎えます。