トライアスロン発祥の地、鳥取・米子で鉄人レース 小雨の中1146人が限界挑む 高橋(和歌山)が男子総合で初V 第42回全日本トライアスロン皆生大会

AI要約

第42回全日本トライアスロン皆生大会が14日に開催され、総勢1146人が参加。個人男子は高橋正俊が初優勝し、女子は宇治公子が優勝した。

山陰両県勢も活躍し、男子では湯田聡が9位、女子では池口いずみが8位に入賞。リレーの部ではYNGが優勝し、全国ふるさと対抗の部では吹田市が勝利した。

大会当日は小雨が降り続く中、多くの応援の声が選手を支え、大会は成功裏に終了した。

トライアスロン発祥の地、鳥取・米子で鉄人レース 小雨の中1146人が限界挑む 高橋(和歌山)が男子総合で初V 第42回全日本トライアスロン皆生大会

 第42回全日本トライアスロン皆生大会が14日、日本のトライアスロン発祥の地、米子市を含む鳥取県西部の2市4町村を巡る、183・0キロのコース(スイム3・0キロ、バイク140・0キロ、ラン40・0キロ)であった。総勢1146人が出場。個人の部男子総合で高橋正俊(和歌山)が8時間8分45秒、女子総合は宇治公子(大阪)が9時間22分45秒でそれぞれ初優勝を果たした。

 山陰両県勢は、男子総合で湯田聡(鳥取)が8時間39分50秒で9位、女子総合は池口いずみ(同)が10時間47分50秒で8位に食い込んだ。

 リレーの部(3人一組)はYNG(鳥取)が8時間24分52秒で優勝。同部の全国ふるさと対抗の部は吹田市(大阪)が8時間13分31秒で制した。

 午前7時時点の気象条件は、小雨、気温26・7度、湿度88%。皆生海岸の水温25度、波の高さ0・5メートル。大会を通して雨が降り続いたが、沿道で傘をさして声援を送る人の姿も多く見られ、限界に挑む選手を支えた。

 皆生トライアスロン協会が主催し、鳥取県観光連盟、米子市観光協会、山陰信販、皆生温泉旅館組合などが共催、山陰中央新報社などが後援した。