「海が好き」は44パーセントで年々減少 海と日本人に関する意識調査/兵庫県

AI要約

日本人の海への意識や行動に関する調査結果が発表され、海への愛着が低下していることが明らかになった。

調査では、海は大切だと思う人は多いものの、海が好きだと答える割合が減少しており、海に行くことも意識されていない傾向が見られた。

日本財団は子どもたちが海を身近に感じられるような取り組みを進めていく考えである。

「海が好き」は44パーセントで年々減少 海と日本人に関する意識調査/兵庫県

「海が好きだ」と答えた人は、全体の44%で年々減少。

7月15日の「海の日」を前に、日本人が海に対して持っている意識や行動の実態を明らかにする調査結果が発表されました。

この調査は、豊かな海を次世代に引き継ぐ取り組みを進めている日本財団が行ったもので、2017年から2年に一度実施されています。

今回の調査結果では、「海は大切な存在だ」と答えた人は7割でしたが、一方で「海が好きだ」と答えた人は4割にとどまり、2019年に比べて13ポイント減少。

また、余暇の過ごし方で「海に行く」と答えた人は全体の7%で、「時間を有効に使いたい」というタイムパフォーマンス重視の最近の考え方に馴染んでいないという結果となりました。

日本財団はこの結果を踏まえ、子どもたちが幼い頃から海と親しむ場を作り、興味・関心を持てるようなプロジェクトを進めていきたいとしています。