富山・奥田中出身の小室さん、NBA目指し奮闘 24年秋に米国のバスケ強豪高へ

AI要約

富山市奥田中学校出身の小室美徳ユリアンさん(15)が、米国のバスケ強豪高校に入学し、将来はNBAを目指す意気込みを語っている。

小室さんは友人の誘いでバスケを始め、奥田中学校で活躍。身長に勝る技術を身につけるために米国進学を決意。

コンバインアカデミーの選考会で好成績を収め、留学オファーを勝ち取った小室さんは、夢に向かって自主練習を積んでいる。

富山・奥田中出身の小室さん、NBA目指し奮闘 24年秋に米国のバスケ強豪高へ

 富山市奥田中学校男子バスケットボール部出身の小室美徳(みのり)ユリアンさん(15)は今秋、米プロNBAを目指して米国のバスケ強豪高校に入学する。昨年9月に受けた同校の選考会で好成績を収め、留学のオファーを勝ち取った。小室さんは「高いレベルに身を置き、NBAで生き残れる選手になりたい」と意気込んでいる。

 小室さんは、奥田小3年の時に友人から誘われ奥田ミニバスケットボール教室に加入した。シュートを決めることが楽しく、のめり込んだ。八村塁、馬場雄大選手が通った奥田中に入学後はバスケ部で活動した。

 NBAの試合を動画でよく見ており「レベルの高いところで戦いたい」と考えるようになった。小室さんは身長179センチで、選手としては小柄。身長ではかなわない分、技術力を磨こうと、米国の高校進学を目指すことにした。

 3年生だった昨年9月、ノースカロライナ州のコンバインアカデミーの選考会に参加。スリーポイントシュートを決めた本数を競う練習で1位となり、同校の留学のオファーを受けた。

 現在は国内の高校に進学せず、自主練習に励んでいる。ルーマニア出身の母、ミハエラさんと英語で会話するなどして語学力も磨く。8月中旬に渡米し、9月から寮生活を送る予定だ。「高校ではまずチームの1軍入りを目指す。富山のジュニアアスリートが海外留学する一例になればいい」と話した。

 クラウドファンディング「CFとやま」で学費の一部など資金の支援を募っている。300万円を目標に、8月29日まで募集する。